TRIPGRAPHICS

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インフォグラフィックス制作にチャレンジ

インフォグラフィックス2013.7.31 17:57

 ビッグデータの可視化を考える場合、膨大な情報を簡潔に表現する手段として、インフォグラフィックスは有効だ。インフォグラフィックスの制作者が望むことは、情報が分かりやすく伝わること、そして自分の作品が世に広まり、評価されることかもしれない。これからインフォグラフィックスを勉強したい人、さらにスキルアップを図りたい人にとって、参考となる国内外のサイトをまとめてみた。

共有・拡散に特化
サイト名特徴その他特徴
visual.ly★作品投稿・共有機能
一般ユーザーや企業がインフォグラフィックス作品を自由に投稿できる。
FacebookやTwitterなどソーシャルメディアボタンで拡散可能。
静的・動的・動画インフォグラフィックスなど多様。
★デザイナー育成 インフォグラフィックスを制作するデザイナーをサイトで募集。
Marketplace機能があり、デザイナーチームの制作実績を見た上で発注可能。
★企業向けツール提供
FacebookアカウントやGoogleAnalyticsの自動可視化ツールを提供。
infogra.me★作品投稿・共有機能
一般ユーザーや企業がインフォグラフィックス作品を自由に投稿できる。
FacebookやTwitterなどソーシャルメディアボタンで拡散可能。
静的インフォグラフィックスが中心。
infographic.jp★作品投稿・共有機能
自社制作のインフォグラフィックスを事例として掲載。
FacebookやTwitterなどソーシャルメディアボタンで拡散可能。
静的インフォグラフィックスが中心。
★デザイナー育成
インフォグラフィックスを制作するデザイナーをサイトで募集。
インフォグラフィックス制作の受注も受けている。

制作ツールに特化
サイト名特徴その他特徴
Piktochart★デザインツール提供
テンプレートを選択するとアイコンやピクトグラムなどの素材が提供される。
グラフ自動作成機能がある。
キャンバス上でPhotoshopのように編集して作成するためデザインの自由度は高い。
フリーミアムの形態で無料版と有料版がある。無料版は7つのテンプレートを使用することができ、有料版ではSEO対策も可能。
一般ユーザーがPiktochartで作った作品を自由に投稿できる。
FacebookやTwitterなどソーシャルメディアボタンで拡散可能。
infogr.am★デザインツール提供
フリーミアムの形態で無料版と有料版がある。
グラフやモデル図、ワードクラウド等の図表作成に特化し、データをアップロードすると自動的に作成される。基本的に決められたパーツの並べ替えで作成するため自由度は低め。
ツールで制作した作品のPublish(Web公開)機能あり
FacebookやTwitterなどソーシャルメディアボタンで拡散可能。
easel.ly★デザインツール提供
テンプレートを選択するとアイコンやピクトグラムなどの素材が提供される。ベータ版。
グラフ自動作成機能はないため、フロー図や概念をまとめる時に最適。
キャンバス上でPhotoshopのように編集して作成するためデザインの自由度は高い。
ツールで制作した作品のPublish(Web公開)機能あり

 代表的なサイトを分類すると、「共有・拡散に特化」したサイトと、「制作ツールに特化」したサイトに分けられる。「共有・拡散に特化」したサイトは、一般のデザイナー・クリエイターや企業による制作物投稿を受け付け、一覧ページで共有できる。さまざまな情報の見せ方が事例として共有されているため、インフォグラフィックスを作る際に参考になるはずだ。

 ほとんどのサイトには、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアのシェアボタンが設置されており、作品をソーシャルメディア上で拡散できる。サイトによっては、独自の評価機能やフィードバック機能も実装されており、評価の高い順に表示させるなどデザイナーのやる気を喚起する工夫がなされている。visual.lyは、実際にデザイナーを募集し、Marketplaceという場で有料インフォグラフィックスの制作サービスも提供している。

 「制作ツールに特化」したサイトは、ブラウザ上でインフォグラフィックスを制作することも可能。制作した作品はPublish機能によってWeb上に公開できる。制作ツールは、テンプレートに沿ってPhotoshopと同じようにキャンバス上で自由にデザインできるものと、グラフなどの図表を決められたフォーマットで自動的に作成するものがあり、初心者は後者の方が使いやすいだろう。こうした制作ツールは、あらかじめ情報の構成や見せ方に沿ったテンプレートが提供されているため、インフォグラフィックスを手軽に作ってみたい人にとって魅力がある。

 日本では「インフォグラフィックス」という言葉はまだ一般的ではないかもしれないが、上記サイトの事例をみると意外と身近で見たことのある図表やアイコンが使われている。夏休みの課題の一つとして、あなたも自分のインフォグラフィックスを制作してみてはいかがだろうか。

まり

広告制作会社を経て、マーケティングリサーチ、ソーシャルメディア分析業務に従事。 趣味でFlashやイラストレーターをかじったこともあり、データ×デザイン=インフォグラフィックスに興味津々、修行中。

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