写真:ロイター/アフロ

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台風の「特異日」にご注意を

インフォグラフィックス2013.9.13 12:52

 暑さが和らいできてホッとする季節になったが、ゲリラ豪雨や竜巻など気象の安定しない日が続いている。毎年、8月~9月にかけては台風のシーズンと言われ、本州上陸などがニュースになることが多い。TRIPGRAPHICSが「台風ルート分析」に関するインフォグラフィックスを公開しているので、9月を安全に過ごすために台風に関する基本情報、気象用語を調べてみた。

 気象庁の統計によると、昨年の9月までの累計は18個。9月13日に台風18号が発生したので、ほぼ昨年並みのようである。

 台風のニュースといえば、「超大型台風」「猛烈な台風」「接近/上陸」などの気象用語がよく使われるが、この言葉に危機感は感じるものの、具体的なイメージが湧きづらい。トリップグラフィックスのインフォグラフィックスは台風の大きさ、強さに関する定義を分かりやすくまとめている。

TRIPGRAPHICS:台風ルート分析

TRIPGRAPHICS:台風ルート分析

 まず台風とは、「北大西洋に存在する熱帯低気圧のうち、低気圧域内の最大風速がおよそ17m/s以上のもの」とされている。台風の周辺で平均風速15m/s以上の風が吹いている領域を「強風域」と言い、気象庁の用語解説によると、時速換算で約70kmに該当する速度にあたるため、風に向かって歩くことが難しい速度と言われる。

 同じように「暴風域」は平均風速25m/s以上の領域であるため、時速にすると約110km程度で何かにつかまっていなければ立っていられない風の強さである。平均風速は10分間の平均風速を指している。

 台風の強さを表す表現として「猛烈な」や「非常に強い」などの表現が使われるが、「猛烈な」台風とは最大風速が54m/s以上のものを指し、「非常に強い」台風は同44m/s~54m/sとされている。平均風速の中での最大値とはいえ、普通に立っていたら飛ばされそうな規模だということがわかる。

 インフォグラフィックスを見ると、9月の台風の進路は本州の上を通り過ぎている経路となっており、上陸することが多いようだ。また9月17日と9月26日は過去の統計から台風が上陸する確率の高い「台風上陸の特異日」と呼ばれている。直近の特異日は9月17日。折しも台風18号が発生し、連休中に東日本に接近するおそれが出てきている。注意して過ごしたい。

まり

広告制作会社を経て、マーケティングリサーチ、ソーシャルメディア分析業務に従事。 趣味でFlashやイラストレーターをかじったこともあり、データ×デザイン=インフォグラフィックスに興味津々、修行中。

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