写真:ロイター/アフロ

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検索データからインフルエンザの流行が見える

インフォグラフィックス2014.1.31 17:29

 春のように暖かい日があるものの、寒暖の差が激しい今年の冬。インフルエンザやノロウイルスの流行を伝えるニュースを目にすることも多い。会社の同僚や家族など身近な人がインフルエンザに罹り、流行を感じている方もいるだろう。そのインフルエンザ、毎年流行のタイミングが違っている。

 ご存じの方も多いと思うが、Googleインフルトレンドでは、過去の検索データからインフルエンザの流行のタイミングを可視化した世界地図を公開している。

google.org インフル トレンド

flutrends01

 まず目に入ってくるのが、真っ赤な日本列島。これはインフルエンザの流行状況が「きわめて大規模」なことを表している。ヨーロッパを除く北半球は、「大規模」で、現在夏である南半球は「ごく小規模」となっている。実際に日本列島をクリックすると、日本の流行状況の詳細も確認できる。

 このインフルトレンドは、インフルエンザを指す検索語の数でインフルエンザの流行指数を表している。 検索語の上昇・下降トレンドと、実際のインフルエンザ発症件数がほぼ一致していることから、指標として検索データを活用している。

 日本のグラフの右上にあるメニューから、「2012-2013」を選ぶと昨年の流行状況も閲覧できる。それによると、今年は少し流行のタイミングが1-2週間遅いようだ。その前の2011-2012のトレンドを見ると、今年よりもさらに遅い流行となっている。流行タイミングの差はあるが、今の時期が今年の流行のピークと言えそうだ。

flutrends02

 なおこのグラフや可視化マップの元データは、ダウンロードできるようになっている。可視化に興味のある方は、この元データと他のデータを合わせて、さらに面白い可視化に挑戦してみてはいかがだろうか。

まり

広告制作会社を経て、マーケティングリサーチ、ソーシャルメディア分析業務に従事。 趣味でFlashやイラストレーターをかじったこともあり、データ×デザイン=インフォグラフィックスに興味津々、修行中。

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