写真:長田洋平/アフロスポーツ

写真:長田洋平/アフロスポーツ

ソチ五輪競技の勝敗を分けるポイントを可視化

インフォグラフィックス2014.2.21 21:28

 そろそろ閉幕に近づいてきたソチオリンピック。連日の試合をテレビで見て寝不足になっている方も多いのではないだろうか。
 冬季オリンピックには、スキーやスケートの様々な競技があるが、その競技の採点や勝敗を分けるポイントが何なのか、素人にはわからない場合もある。そんな視聴者のために、New York Times Interactiveがソチオリンピック特集ページを用意している。

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Sochi2014 Interactive Stories

 New York Times Interactiveはデータを可視化してニュースを解説する取組みに力を入れている。 取材で得られた情報に加え、統計データやソーシャルデータ等、外部から収集したデータを分析・整理してメディアが情報発信することを、最近では「データジャーナリズム」と呼ぶこともあるが、その代表例として紹介されることが多いメディアだ。

 上記サイト内でも、スケートやスキーの競技の映像を用いながら、選手による勝つための工夫が語られている。 英語ではあるが、動画内でのポイント解説や連写された写真での解説となっているため、単語がわからなくても競技で選手が何に気を使っているかがわかりやすくなっている。例えば、選手のヘルメットにつけられたカメラの撮影映像もあり、選手がいかに危険と隣り合わせのギリギリの状態で闘っているか、臨場感が感じられる。

 日本時間で21日朝方まで行われていた女子シングル・フィギュアスケートについては、優勝したアデリナ・ソトニコワ選手と、銀メダルとなったキム・ヨナ選手の勝敗の分かれ目はどこなのか、各演技要素の獲得ポイントやジャンプの比較して解説している。


 日本中で大雪となった15日に行われた、男子シングル・フィギュアスケートにて金メダルを獲得した羽生結弦選手と、2位となったパトリック・チャン選手の比較もされている。両者のジャンプのどの部分が評価されたのか、連写写真や図で解説されている。

 採点競技は、評価のポイントが視聴者にとってはわかりづらいと言われることが多い。競技に詳しくない人が見ても、勝ち負けのポイントがわかりやすくまとめられているサイトは、今後も求められていくはずだ。ソチオリンピックは日本時間の2月24日で閉会予定だが、オリンピック競技に関する知識も得ながら、最後までアスリートがメダルをかけて戦う勇姿を見届けたい。

まり

広告制作会社を経て、マーケティングリサーチ、ソーシャルメディア分析業務に従事。 趣味でFlashやイラストレーターをかじったこともあり、データ×デザイン=インフォグラフィックスに興味津々、修行中。

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