2013年の流行語、女性のつぶやきで拡散

2013.11.5 14:39

 2013年も残り2ヶ月を切った。buzzoo.jpでは、「2013年の流行語大賞を占う」の記事にて、2013年上半期の流行語大賞の最有力候補として「アベノミクス」「今でしょ」「じぇじぇじぇ」などを取り上げ、口コミの傾向の分析を行った。下半期は新たに「倍返し」「おもてなし」「ふなっしー」などの大賞候補が続々と出現している。


口コミ数では「今でしょ」が圧倒的

 Twitter上で流行語大賞候補の各キーワードがどの程度つぶやかれているのかを口コミ分析ツール「BuzzFinder」を用いて分析した。2013年1月からの口コミ数推移を見る限り、口コミの数では「今でしょ」が圧倒的に多い。「いつやるの? - 今でしょ」のやり取りは、日常の会話の中でも出現しそうなキャッチボールであり、1ヵ月に最大で185万件ものツイートが発生している。

 次いで口コミの数では「ふなっしー」「倍返し」が続いている。「倍返し」や「おもてなし」は、2013年の上期にはほとんど発生していないキーワードだが、7月スタートのドラマ「半沢直樹」の高視聴率、さらに東京オリンピックを決定づけた滝川クリステルさんのプレゼンテーションの反響もあり、口コミ数はそれぞれ上昇している。逆に「アベノミクス」は参院選挙期間には口コミ数が大きく上昇したが、選挙後はこの単語をつぶやく数は減っている。

BuzzFinderによる流行語の口コミ数推移(2013/1-2013/10)

図①


女性に叫ばれやすい流行語

写真:AP/アフロ

写真:AP/アフロ

 各キーワードをつぶやくユーザーの性別を分析してみると、「アベノミクス」を除く全ての流行語で女性の比率が高いことがわかる。特に「今でしょ」「ふなっしー」「おもてなし」などのシェア率が高いようだ。各流行語を世の中に広めているのは、女性の支持が決め手なのかもしれない。

流行語がつぶやかれる性別集計

図2


流行を牽引する若者たち

 各流行語をつぶやくユーザーの職業、年代を分析してみた。職業別にみると、一番多いのは「学生」だが、「おもてなし」「アベノミクス」は、比較的学生のシェアが低い。社会性の高い流行語は若者にはあまり流行らないようだ。

 年代別にみると、「倍返し」は20代が最も高く、社会人なりたての若手社員、もしくは金融系企業への就職を考えている若者らへの反響が大きかったようだ。「ふなっしー」や「今でしょ」は10代の支持が高く、「おもてなし」は30代のシェア率が高い。

 アベノミクスは40代~60代に多くつぶやかれている。「じぇじぇじぇ」は、NHKの朝ドラ発ということもあり、比較的各年代に浸透しているようだ。

流行語がつぶやかれる職業別集計

図3

流行語がつぶやかれる年代別集計

図4

 2013年に世の中に広まった流行語は、Twitter上で多く引用されているが、そのキーワード毎に使うユーザーの年代が異なっていることが分かる。今年度の流行語大賞はどの言葉か、残り2ヵ月で新たな言葉が出てくるのか。目が離せない。


関連:2013年の流行語大賞を占う

Yoshiyuki

企業のソーシャルメディア活用の立上げ・運用支援・分析をする傍ら、buzzoo.jpの運営を行う。大学時代に学んできた統計学・データマイニングの経験を活かし、将来は21世紀最もセクシーな職業を目指している。お酒大好き浦和っこ。

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