写真:AP/アフロ

写真:AP/アフロ

2014年の流行語大賞は?

2014.8.28 11:33

 2014年も8月が終わろうとしているが、ネット上では多くの流行語大賞候補が話題に上がっている。第一弾として、有力候補である「増税」「アナ雪」「妖怪ウォッチ」「自分たちのサッカー」「妊活」「城崎温泉」の6つを取り上げ、Twitterからそれぞれの候補の傾向を分析した。

 流行語の候補の多くは支持される層が偏っていたが、「妖怪ウォッチ」は幅広い層に支持され書き込み数も多く、有力な候補であることが分かった。


 なお、分析にはNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションのTwitter全量解析ツールBuzz Finderを用い、各流行語大賞候補のキーワードで2014年8月11日~2014年8月18日のツイート(954,033件)を対象としている。属性(性別、年代)の特定には、Buzz Finderの属性機能を用いて推定を行っている。

*Buzz Finderは、NTTコム オンラインとTwitter社との提携により日本語ツイートの全量を取得し、国内最大級のクチコミを対象としたリアルタイム分析サービスです。


圧倒的な書き込み数の「妖怪ウォッチ」

 「妖怪ウォッチ」が最も多くツイートされており(59.6%)全体の約60%を占めている。その後に「アナ雪」(28.0%)、「増税」(11.2%)と続いている。データ収集期間がサッカーW杯閉幕から約1ヵ月後であった影響か、「自分たちのサッカー」はほとんど使用されていなかった。書き込み件数で見ると「妖怪ウォッチ」が最有力候補であると分かる。

各流行語候補の書き込み数

図2

若年女性に支持される「アナ雪」、中高年男性が支持する「増税」

 次に、どのような人が各流行語候補のキーワードを書き込んでいるかを、多変量解析手法であるコレスポンデンス分析を行い、視覚化を行った。点と点との距離が近くに布置されるほど、強い関係性を持っていることを示している。

 「アナ雪」は「10代」「20代」「女性」と非常に関連があり、若い女性が多く書き込みを行っていることが分かる。「妖怪ウォッチ」は10代~30代と男女それぞれの中心付近に布置し、幅広い層に支持をされていることが分かった。一方、「増税」は「40代」「50代以上」「男性」と、「城崎温泉」は「30代」「40代」「男性」と関連が高く、高年齢層の男性が言及している。

流行語と性別・年代の関係

図1

 今回対象としたキーワードからは、若年層に広く使われており書き込み件数も断トツの「妖怪ウォッチ」が最有力候補といえる。しかし、若い女性の支持があり書き込み件数も2位である「アナ雪」や社会性の高い「増税」も有力といえる。最終的に何が流行語大賞に選ばれるのか注目だ。


関連記事

2013年上期の流行語調査:2013年の流行語大賞を占う

2013年の流行語、女性のつぶやきで拡散


Yuta

Twitterデータ解析を勉強中の、野球とテニスを愛するインターン生。

コメント