写真:AP/アフロ

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「有権者の声」増えても政党の返信少なく

2013.7.9 12:52

 初めてのネット選挙である参院選が7月4日に公示され、各政党、各候補者は様々なソーシャルメディアのアカウントを利用して選挙活動を行っている。ただ、実際に有権者は政党に対してどの程度、意見を言っているのだろうか。各政党の公式Twitterアカウント(Twitter社公表データ)に対して、リプライ(返信)をしている数を探ってみた。

 リプライとは、各政党の公式Twitterアカウント宛へのツイートであり、実際に各政党への意見や政策への提言、さらに候補者公認への賛否などが書かれている。これは政党への「有権者の声」と言える。

以下のグラフは7月4日の公示以降5日間の公式アカウントのへのリプライ数である。

公式アカウントへのリプライ数

 1位は生活の党で221リプライだった。内容を見ると、小沢党首のTV番組出演についての問い合わせや、「キャプテン小沢一郎」というCMのキャラクターへの話題などがリプライ数を押し上げているようだ。

 また、選挙公示前と公示後でリプライ数がどの程度変わったかを調べてみると、ほとんどの政党でリプライ数が増加している。公示に伴い、政党の活動が本格化したことで、有権者の関心も高まっているように見える。

公式アカウントへのリプライ数_日別

 ただ、各政党は有権者のリプライに対して、ほとんど返信していないのが現状のようだ。もちろん、叱咤(しった)激励、罵声や野次に近い発言も多く、すべてに返信することは難しいだろう。それでも各政党は、ソーシャルメディアの双方向性を活かし、「有権者の声」に何らかの形で返信をしてもらいたいものだ。

日本橋 太郎

SEを経てベンチャーやら外資やらでコンサルタント/アナリストとしてさまざまなデータを分析。住まいは、東京の下町。とにかくお祭りが好き。将来日本橋(東京)に住むと決めた。

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