提供:アフロ

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声をつなげるニュースメディア構築中

2013.7.18 17:58

 大手メディアの記事を読んでも当事者の声や姿が見えない、一方的に情報が提供されているといった疑問や印象を持つことはないだろうか?一般の声を重視したメディアを作ろうと、byus&co.株式会社(本社:東京都渋谷区)はこのほど、ニュースに関する意見や体験、疑問を共有できるニュースメディア「byus(バイアス)」のオープンα版をリリースしたと発表した。自然言語処理で、ユーザーの意見や体験、疑問などを紐づけて蓄積、関連付けていくサービスになるという。

byus

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 インターネットが発達した現在において、大手メディアの情報発信のあり方への疑問の声は少なからずある。2011年3月の東日本大震災の際は、膨大な情報が錯そうし、大手メディアと国の情報は誤報も多かった。その教訓から、ソーシャルメディアなどを活用して、さまざまな立場の人たちが情報を発信、共有する取り組みも増えている。

 byusは、ニュースに関する意見や体験、疑問を共有することで、自分と同じ立場、違う立場の人と繋がることができるサービスを目指している。同社は「ニュースごとにその問題について見識を持つ有名人だけでなく、当事者、複数の専門家、学生らの意見を集めることで、偏った情報ではなく、全体像を読者に提供し、より正しく世界を理解できるようにしたい」としている。

 現時点で新規会員登録をすると、ニュース記事への意見投稿、さまざまな立場の人たちに意見を聞くことができる機能を利用できる。意見を聞きたいと思った立場の人をリクエストし、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアに共有することでより多くの人から意見を集めることも可能。フォローしたニュースに新しく意見が加わった時点でお知らせメールが届く仕組みとなっている。

 同社は自然言語処理を利用した技術「Facts tag」でデータの蓄積を行い、自動的にトピックスとなる「出来事」を抽出、関連のある過去の事例や他国の事例などを簡単に見つけられる仕組みを構築していくという。同社によると、オープンβ版のリリースは年内を予定している。

Ryuichi

新聞記者、報道カメラマンなどを経てインターネットサービス、ポータルサービスの会社を転々とする。外資企業と国内企業を行き来して、国産オリジナルのWebサービスをいつか創り出そうと夢見ている。現職は何でも本部長。

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