写真:ロイター/アフロ

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「ななつ星」は豪華すぎて銀河鉄道のよう?

トレンド・ライフ2013.10.18 15:38

 JR九州の豪華寝台列車「クルーズトレイン ななつ星in九州」が10月15日から運行を開始した。古代漆をイメージした外装や、木をふんだんに使用した豪華な内装、最高級料理の提供などで富裕層を魅了している。

超豪華列車の仕掛け人である仲義雄・JR九州クルーズトレイン本部次長

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 「ななつ星」には九州をほぼ一周する3泊4日コースと九州北部を巡る1泊2日コースが用意されており、旅行代金を含めた運賃は2人で100万円を超える!それでも予約が殺到し、来年6月出発分まで完売という人気ぶりだ。

 Twitter上でも、「ななつ星」運行初日の15日に1,000件近くツイートされ、その価格設定に対する驚きや憧れについてのツイートが多数みられた。

  • 「いつかはアレに乗るんだ」と 星野鉄郎が見上げる銀河鉄道のよう
  • もう嫌味なくらい庶民思考とかけ離れた電車。3泊4日56万?
  • ここで一句、「ななつ星 俺の稼ぎじゃ 乗れないな」
  • ななつ星見たいよね〜★ 高くて乗れないから見て楽しむしかない‼笑
  • ななつ星、高すぎ。撮り鉄はいいけれど、乗り鉄には厳しい列車だ。
  • 普通に生活していてはなかなか乗れない存在だというのは間違いない。

 これまで、国内では寝台特急「カシオペア」や「トワイライトエクスプレス」などが豪華さを売りにしていた。「トワイライトエクスプレス」のスイートで10万円程度(大人2人:大阪-札幌間の運賃寝台料金を含む)に設定されており、一般的な列車に比べれば高いとはいえ、現実的な運賃設定で庶民にも手の届く憧れだった。

 しかし、「ななつ星」の価格設定はまさに“高嶺の花”だ。鉄道ファンには“銀河鉄道”のような手の届かない憧れの列車となりそうだ。現在、JR九州以外でもこうした豪華列車の運行を計画している。JR東日本は平成28年春以降に、東日本を中心に周遊する豪華列車を投入する計画がある。

 さらにJR西日本も平成29年度までに豪華寝台列車の運行を開始する予定だ。欧州のオリエント急行のような富裕層向け本格的豪華列車の時代が幕を開ける。

 見るだけ、撮るだけで容易に乗ることのできない豪華列車の存在が一般鉄道ファンにどう捉えられるのか、今後に注目していきたい。

ポーいち

マーケティングリサーチャー、データアナリスト、VOCアナリスト。現在はソーシャルリスニングのプランニングを担当している。趣味は水草の効率的な栽培方法を開発すること。おかげで自宅は水槽だらけ。いつかは商業ベースに乗せたいと夢見ている。好きな言葉は”無作為抽出”と”帰無仮説”。

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