写真:Allover Press Finland/アフロ

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サンタクロースを探せ!ネット上の追跡合戦

トレンド・ライフ2013.12.6 18:04

 サンタクロースのプレゼントを楽しみに待つ子どもたちに向けて、様々な企業がクリスマス関連企画を立てている。子どもが家庭でパソコンやスマホ、タブレット端末を通じインターネットを使うことが珍しくなくなった今では、ネットにおいても子どもたちを楽しませようという取り組みが活発化しているようだ。

 おそらく世界でもっとも長い間、ネットを通じてサンタの追跡情報を提供してきたのが、「NORAD Tracks Santa」だろう。

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 北米航空宇宙防衛司令部(NORAD,North American Aerospace Defense Command)がMicrosoftやその他企業と協力して提供しているコンテンツで、クリスマスイブの12月24日からクリスマス当日の25日まで、サンタクロースが今どこでプレゼントを配っているかを追跡できる。

 クリスマスイブまでの間は、アドベントカレンダー形式で毎日1つずつ新しいミニゲームを楽しめ、クリスマスソングの視聴やサンタクロースの旅の映像も公開している。

 このような楽しいコンテンツを、お堅い印象のNORADが提供していることに違和感を感じる人もいるだろう。経緯としては、1955 年にアメリカの百貨店シアーズ ・ローバック社が子ども向けに「サンタへの直通電話」を開設した際に、誤ってNORADの前身機関であるCONAD(中央防衛航空軍基地)の司令官のホットライン番号を掲載してしまったことが始まりである。

 無邪気に空軍司令官に電話をかけてきた子どもたちに、当時の司令官ハリー シャウプ大佐は機転を利かせてサンタの現在地をレーダーで確認して最新情報を伝えたという。掲載間違いと空軍トップの機転から始まったサンタ追跡は、その後50年以上伝統的に行われてきた。

 ちなみに、2011年までサンタを追跡する際の地図情報はGoogleが公式パートナーとして提供していたが、2012年からMicrosoft Bingが公式パートナーとなった。そうした経緯もあり、Googleも2012年から独自のコンテンツを提供開始している。

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 こちらはアドベントカレンダー形式でゲームやアニメーションを提供している。
 12月のコンテンツを見ると、そりでのプレゼント獲得ゲーム、トナカイとサンタの会話、トナカイのトレーニングなど、クリスマス一色となっている。12月24日から25日にかけては、Google MapやGoogle Earth上で追跡することができ、サンタが訪れた場所も地図から調べられるという。

 色々予定が立て込む年末だか、子どもたちのために作った2つのコンテンツを見比べながら、ほんの少しでも子供の気持ちになってみるのも良いかもしれない。

まり

広告制作会社を経て、マーケティングリサーチ、ソーシャルメディア分析業務に従事。 趣味でFlashやイラストレーターをかじったこともあり、データ×デザイン=インフォグラフィックスに興味津々、修行中。

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