写真:Glowimages/アフロ

写真:Glowimages/アフロ

多くの知恵が集結するアドベントカレンダー

トレンド・ライフ2013.12.20 15:13

 毎年クリスマスの時期に使われるアドベントカレンダー(Advent Calendar)をご存じだろうか。一般的なものは、12月1日~24日まで(クリスマスイブまで)の間使用されるカレンダーで、一日ずつ窓がついており、窓を開くと写真やイラスト、キャンディなどのお菓子が入っていることが多い。子どもたちは毎日その窓を開けてクリスマスを楽しみに待つのである。

 このアドベントカレンダーをネット上に用途を変えたものが、エンジニアの間で話題だ。こちらは12月1日~25日までのカレンダーになっており、毎日誰かが技術系の話題で記事を書き、そのリンクを貼る形式になっている。

 技術評論社の記事にまとめられたリンク集を数えると、2013年はざっと300以上のカレンダーが立ち上がっている。2012年は200未満だったので、今年は100個以上も増加したことになる。

参考リンク:gihyo.jp(技術評論社)


 AdventarやQiitaなどのアドベントカレンダーを手軽に作成できるサービスが出ていることや、エンジニア以外の人にも存在が知られるようになり、様々なジャンルのアドベントカレンダーが登場していることが背景と考えられる。

 実際にAdventarを見に行くと、「Node.js」や「CSS Property」などの技術系のトピックスに交じって「X'mas Card Design」「クックパッドのレシピで冬のあったか料理を作ろう!」など、様々なジャンルのカレンダーが立ちあがっている。

 ところで一体、誰が、いつ、何のために始めたのだろうか。プログラミング言語のPerlのサイトによると、Perlのグローバルコミュニティでは2000年から始まっているとのこと。

参考リンク:Perl Advent Calendar Japan


 日本ではクリスマスのイベントはあってもアドベントカレンダーを飾る習慣はなかったため、ここ数年でエンジニアの中で定着してきたようだ。筆者も友人のエンジニアに誘われて、JavaScriptライブラリの1つであるD3.jsのアドベントカレンダーに書き込みをしてみた。

 エンジニアでもなく、ただ単にデータビジュアライゼーションに興味があったので、参考になりそうな技術系サイトのリンクを貼ったのみで恥ずかしい限り。その他のエンジニアの投稿は、実際のプロトタイプを貼る人もいたり、TIPSを書いている人もいたりと、読んでいて非常に参考になるリンク集となっている。1年の終わりに成果物の披露とともにノウハウを共有できる場所なのだと感じた。

 今年も残り少ないが、空いているカレンダーに参加してみるもよし、来年は自分でアドベントカレンダーを立ち上げるネタ作りを目標にするもよし、色々覗いてみてはいかがだろうか。


参考リンク:Qiita Advent Calendar一覧

まり

広告制作会社を経て、マーケティングリサーチ、ソーシャルメディア分析業務に従事。 趣味でFlashやイラストレーターをかじったこともあり、データ×デザイン=インフォグラフィックスに興味津々、修行中。

コメント