写真:アフロ

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いまどきの入試出願はインターネットで

トレンド・ライフ2014.1.23 16:56

 先日、大手書店に立ち寄ったところ、受験願書のコーナーができているのに気が付いた。1月は高校や大学の入学願書の出願期間としている高校や大学が多い。筆者も大昔、書類を書き損じて何度も書き直し覚えがある。そこで、最近の「入学願書」に関するtweetをピックアップしてみた。

 まずは入学願書の作成は、“面倒だ“という嘆きから。

  • 願書面倒だったから全部ボールペンで書いたら鉛筆指定だったうぇーい
  • 願書さっさと提出しなきゃいけないのは解ってるけど、書くの面倒い。金かかりすぎだし。明日やろう。明日一日中バタバタするんだけどさ。
  • 長男が説明をきちんと聞いてこないが為に願書を書き損じ、再び願書をもらいに電車に乗って移動中。
  • 息子から、名前・住所・志望学部学会だけを書き込んだ大学願書10枚をポンと渡され、“俺は面倒なこと抜きに全力でラストスパットをかけたいから、あとは任した。全面信頼してるよ、宜しく!”って。 そこで初めて息子が志望する大学、学部などを正確に知る(^0^;)
  • 「あなたの願書の証明写真は眼鏡が反射してしまって認識出来ないのでやり直してください」とか電話かかってきて面倒すぎてぶちギレてる

 ところで、tweetを見ていると“インターネット出願“”WEB出願”というキーワードがよく出てくる。

  • 今はインターネット出願が主流なのね…時代は変わったなぁ
  • どんだけ店探しても願書ないと思ったら全部web化したんだった
  • これからはこういう形が一般的になるのかな?だとすれば事務手続きが電算処理しやすくなるし、一般入試以外の願書も含めて刷りすぎによる無駄がなくなるからいいのかもしれない
  • インターネット出願のおかげでTwitter見ながら受験の手続きできる幸せ

 最近ではインターネットで出願できる大学が増えてきた。しかし、インターネット出願に対して、批判的な意見もある。

  • 願書も案内もすべてWebに詰めましたとか言ってほんと面倒だからやめてほしい。見づらすぎ。冊子の方が便利に決まってる。
  • ガチでいらいらする インターネット出願だけで2時間かかった 時間の無駄や
  • インターネット出願なのに書類も必用なのか。 振り込んでから書類が来るのかと思ってた。 明後日までにテレメールが来なかったら出せない。
  • やっと出願終わったー!インターネット出願めっちゃ難しすぎな。何時間かかってんやろ。(笑)時代は進んでも私には紙の方が楽かも。まだ他の大学もしなあかんけど疲れたし明日やろー!ぐんない。⌒(ё)⌒
  • PDF表示出来なーい、インターネット出願もなかなか大変だなぁー

 受験者にとってのインターネット出願のメリットは以下のようなものだろう。

  • 願書が取り寄せ不要。締切日ギリギリで、手元に願書がなくても出願可能。
  • 受験料の支払いが24時間可能。クレジットカードや、コンビニ払い等にも対応。
  • 書き間違いがなくて安心。入力不備を画面でチェックできるので、出願後に記入ミスを見つけて慌てることもない。
  • 受験料割引ありの学校もある。一部の学校では、Web出願だけの受験料割引をしている。

 一方、大学側にとってもインターネット出願のメリットがある。

  • WEB受付にすると、大学の事務処理も大幅に削減できる。経費削減に貢献。
  • 入試日のぎりぎりまで出願期間の設定が可能。
  • 出願件数がリアルタイムにわかり志願者速報を迅速に出すことができる。
  • 紙の量が減るので、エコに貢献している。

 ただ、ほとんどの大学が、クレジットカードの申し込み等と同じく、インターネット上でWeb願書を作成した後、各自プリントアウトをして、所定の出願期間に郵送で出願することが必須となっている。顔写真等を送らなければならないためかもしれないが、結局郵送しなければならない。いずれは、顔写真等もファイル化し、出願から合格発表入学手続きまですべてWEBでできる時代がやってくるかもしれない。

 それでも現代の受験生は、願書を書店で買ったり、書き損じて何度も取り寄せたりする必要がなくなっただけでも、楽になったと言える。いまどきの入試システムも悪くないような気がする。

ポーいち

マーケティングリサーチャー、データアナリスト、VOCアナリスト。現在はソーシャルリスニングのプランニングを担当している。趣味は水草の効率的な栽培方法を開発すること。おかげで自宅は水槽だらけ。いつかは商業ベースに乗せたいと夢見ている。好きな言葉は”無作為抽出”と”帰無仮説”。

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